おもちのやきもち

おもちがポケモンについていろいろ考えるブログ

ポケカブームをにわかなりに振り返る【いろいろお疲れ様でした】

 やっポニー 年末で暇なので(ほんとはやらなきゃいけない事多いが現実逃避で)一年の反省記事を思いつく限り書いていきたいと思います。今年は夏頃からのポケモンカードのブームでポケカ界隈で色んなことがありましたね。そのことをつらつらと書いていきたいと思います。

 

注意:一部ポケカのシングル価格に触れていきます。苦手な方はブラウザバックお願いします。また筆者がポケカ始めたのがXY BEARK辺りからなのでにわか知識満載で書いていきます。またかなりの勢いで書いているので後からどんどん更新と修正を加えていくきます。

 

【ブーム前】

 

 ブーム前、正確にはJCSよりちょっと前の話から。

 

 確か6月あたりに500円デッキとして知られるGXスタートデッキ(以下500円デッキ)の発表がありました。筆者の感想としては「初心者向けで500円で始められるのはいいわね(棒)」と思ってました。本当にその程度の感想しか持ってませんでした。

 

 拡張パック裂空のカリスマ発売、それに伴ってポケモンセンター限定セットでルチアのサプライがついたセットが発売されました。裂空のカリスマに収録されてるカードのそうですが、ルチアのSR及びそのサプライは非常にかわいいもので、ORASにいたルチアを誰も覚えてないやろって状態が嘘のように注目されてました。このころから少しブームの足音が聞こえてましたね。

そしてJCSでは発表直後は弱レックと一部で言われてたレックウザGXが直前2週間前辺りから「あれ?結構強くね?」となって最終的にレックウザGXが入ったデッキがJCSを征しました。ちなみに私は弱レックと呼んでる派の人間でした。センスが無さ過ぎる。そしてこの大会途中に2018年9月からスタンダードレギュレーションがSM以降のカードのみのカードプールに変更となりました。この影響で一部のXYのカードが値下がりし、SMでの使用率が高いカードの値段が上がり始めました。まあこの辺は全然よそうの範囲内でした。

 

余談ですが、私が2018年に最もお世話になっていたカードにひかる伝説に収録されていたフーパというカードがあります。後々触れますが、このフーパのシングル価格は50~100円でした。

 

 

【あのスターターデッキが発売】

 そしてポケモン映画みんなの物語が公開。ポケモンってよりかはトレーナーに焦点を当てたいい作品でしたね。CMのサトシがめっちゃ女の子に加工されてたのが懐かしい。そんなこんなで映画の目玉且つ新弾の目玉であるゼラオラが入った迅雷スパークが発売。前述したレックウザGXと新カードゼラオラGXの人気で、分かりやすく、強いコンボが全面的にアピールされました。

 

 また、ここで迅雷スパークを使ったシールド戦であるゼクロム争奪戦が行われました。カード資産の差がなく、ルールさえわかれば誰でも楽しめる、嫌らしい話3000円払って勝ち上がれば売ると数十万になる資産が手に入るといったことが話題になりました。このシールド戦をめぐっては一部の店舗でいろいろあったみたいですがここでは割愛。

 

同時期あたりに前述した500円デッキが発売。これに伴って有名Youtuberである

ポニータ石井さんを筆頭に様々なYouTuberが500円デッキで楽しく遊ぶ様子を動画にしました(すいませんYouTuberに疎く、ポニータ石井さんくらいしか毎日動画を見ていないので他の有名YouTuberの方をよく知りません)。これがゲーム含むポケモンをあまりやらない層に非常に受けたようで各店舗で500円デッキが品薄になりました。

 

 私はとある活動で、科学技術分野の興味を、科学にあまり触れる機会のない一般の方々に科学に触れてもらう活動をしていたのですが、興味を0から1にするというのは非常に難しいことで、今や多くの方が目にするYouTube、子供のなりたい職業ランキングでも順位を上げてきたYouTuber達が、

 

「自分の興味ある人たちが、楽しそうにやっていること」

 

をアピールしてポケカを知ってもらうというのは素晴らしいプロモーションだと思ってます。上のでかでかと書いた一文は「友達がやっているからやりたい。」「親の影響で○○をずっと続けている。」といったものと近い何かを感じます。

 

【ブームの弊害】

 

 そんなこともあって500円デッキからポケカに触った方々がポケカの世界に入っていきます、、、と思ってました。500円デッキが発売された辺りから品薄が言われてましたが、ついにここで驚きの声を聞きます。

 

ポケカが売ってない

 

まず500円デッキが生産の予想を超えるスピードで売れてったみたいです。それに伴って転売が横行します。500円で手軽に始められるのが売りなのに転売価格2000円とかで出品されてるのも見受けられました。

 

 また500円デッキだけでなく、実際のポケカのパックや箱までもが品薄になっていきます。強力なカードが収録されているパックを筆頭にドンドン市場から消えていきます。ポケカに関しては一番の品揃えであろうポケモンセンターでも大量のパックが購入され、しまいにはスタンダードレギュレーションのパックが棚から消えるといったことがありました。マサラタウンから冒険に出かけようとしたら博士から「マサラはまっさら。最初のポケモンなんてありゃあせん!」って言われたもんです。ピカチュウをもらえたサトシ君は幸運ですね。

 

ポケモンセンターでエメラルドブレイクのパックをもって渋い顔でレジにならんでたあの少年はポケカを続けているだろうか...

 

 さてパックが少なくなるとシングル価格も高騰していきます。汎用サポートが2000円を超えて来たりしました。前述したフーパも一番高いときで700円程度にまで値上げしました。中でも象徴的だったのはカプ・テテフGXです。このカードは2018年1月には再録の影響もあって1500円程度にまで下がっていたのですが、一時期6000円程度にまでなりました(買い取り価格で筆者が見た中で最も高額だったのが4500円)。

 簡単にポケカの箱が5000円とすると、開封して中身を売るだけで運が良ければ3000円返ってくるような時期でした。これがさらに箱やパックの転売を加速させる。迅雷スパーク以降のパックが発売されるたびに開店前からポケモンセンターに長蛇の列、最も注目を浴びたGXウルトラシャイニーというパックの発売時には深夜2時から列が形成されていました(Twitterで流れてくる実況を暖かい部屋で見ながらげらげら笑ってました)。

 

余談ですが、ブーム中にジムバトルで出会った中高生くらいの方と話をした時に「ポケカ転売してもせいぜい小遣い稼ぎにしかならんのになんでパックまで消えるのかね?」って話題になった時、「未成年の学生でもパック開けていいカードが出れば十分な小遣いになるからとパックを剥く人もいる」といったことを実際に聞きました。まあ私もそれくらいの頃にゲーム打ったりして自分の小遣いになったりして喜んだことがあるのでなるほどなあと思いました。

 

価格高騰やパックの品薄についてはGXウルトラシャイニー以降に生産体制が強化された?せいか多くの人にカードが渡るようになり、再版も相まって価格高騰も品薄も解消されつつあるように感じます。いまこそポケカのはじめドキ!

 

【終わりとそれから】

 終わりとそれから。家庭教師ヒットマンRebornという作品を知っている方ならぴんと来るワードですね。さて、終わりというように書きましたがブーム自体が終わったわけではないと思います。公式が提案したポケカ部という枠組みは広まってるし、先日はポケカ企業対抗戦というのも行われ、ますますポケカは発展していくことを願っております。何が終わったかと言えばポケカが手に入りにくい時代ですね。非常に価格にシビアな時期で、筆者自身も今年1年はかなりの額をポケカにつぎ込みました。半分愚痴のように書きましたがポケカは面白いです。いまこの記事をいい感じにまとめようと思ってますが、まだまだ勢いを保って広がっていくポケカの波を適当にまとめて言い訳がありません。

 

なので落ちはありません。見てくれてサンキューサンキュー